Android Studioを使用してAndroidアプリ開発環境を設定する。
なお、今回はHDD容量も少なく、RAMもあまり積んでいないモバイルPC向けに、実機を用いた最小限の構成を目指す。
設定概要
この設定では、実機にて実行/デバッグを行い、ファイスサイズが大きく、また実行に時間が掛かるAndroid VMは使用しない。
Android Studioのインストール
Android Studioのページから最新のインストーラをダウンロードしてインストール。
インストール時には「カスタム」を選択し、Android Virtual Deviceのチェックを外す。
JDKは最新のものをインストールして、JAVA_HOMEにインストールパスを設定しておくこと。
SDKの設定
Tools>Android>SDK Managerから「Launch Standalone SDK Manager」を開く。
以下をインストールする。
- 実機と一致するAPIバージョンのSDK Platformを選択しインストールする。
(Android 4.4であれば、「Android 4.4.2 (API19)」を選択) - Google USB Driver
実機の設定
設定>端末情報>ビルド番号 を連打して開発者向けオプションを表示する。
開発者向けオプションで「USBデバッグ」を有効にする。
実機での実行
実行/Runで「Connected Device」で実機を選択する。
トラブルシューティング
決まってこういうものは一発ではうまく行かないため、いろいろ試行錯誤したときのメモ。
Connected Deviceに端末が表示されない(端末が認識されない)
正しいドライバがインストールされていないことが問題。
User以下隠しフォルダのAppData\Local\Android\sdk\extras\google\usb_driverのandroid_winusb.infの中の[Google,NTx86]と[Google.NTamd64]の2箇所に追記。
追記内容は以下。
1行目にコメントアウト(;から開始)でデバイス名
2行目に%SingleAdbInterface% 実機のVIDとPIDを設定(デバイスマネージャで確認)
3行目に%CompositeAdbInterface% 実機のVIDとPIDを設定、末尾は他と同様(&MI_01等)
実機のドライバのインストール(更新)で、上記パスをドライバの場所に指定。
コンパイルは成功するが実行時にエラー
大抵の場合はコンパイルバージョン、ビルドツールバージョンの設定間違い。
プロジェクト右クリック>「Open Module Settings」から以下の項目を変更してみて、適切な設定を探す。
・Complie Sdk Version …最新のGoogle APIが良い?「Google APIs(API23)」を設定。
・Build Tools Version …バージョンによって挙動が異なる?23.0.3を設定。
・Min Sdk Version …任意に設定。
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